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鎌田) 折角 装いを替えるのですから・・・

住宅の外装維持管理を依頼されていました 木部の防カビ・防虫・防腐塗料の更新というと 既存の状況(色)より濃い色を塗り重ねてしまいがちですが 建物の雰囲気から 明るめの色でまとめる提案をしました 

まずは研磨から

既存の色よりも 明るい色を塗る上で まず 既存の塗膜・カビ・傷を研磨して浸透系塗料が塗れる下地作りをしいます ただ ひたすら 削り上げていきます 無垢材は 木目に沿って剥けかけている部位を広げない様に注意しながら 傷んだ部位を補正・補強をかけながら 輸入サッシュは モールの細部まで既存の形状を傷めない様 丁寧に 突板部分は 地を出さない様に注意しながら 研磨し 浮き掛けている部位に 接着剤を注入して下地を作ります

木部保護塗装

塗膜の維持の上で 剥離しにくい様 浸透系の保護塗料を塗るようにしましたが 玄関扉の雰囲気に合う色が無く 3色の色をブレンドして ターコイズに寄せた色を作って塗ってみました  ベランダ部は 取り切れない黒ずみが仕上がりに出てくるのも想定の上で 今回は お客様と 木らしく明るく ナチュラルな風合いに仕上げようと決めました 

手間は掛かりましたが ただ塗ればといった感じにならず 仕上がりに感無量といったところです